MANUFACTURING PROCESS
製造工程
山形工房のけん玉作りに対するこだわりは、日本の熟練職人の目と手で本格派仕様のけん玉を作ることです。競技用として使用されるけん玉であるため、多くの種類の技ができるよう、精度と品質にこだわって一つ一つ丁寧に仕上げております。職人手作りの一品を、ぜひお試し下さい。
01.原木から角材へ
「ブナ」
主に床材、家具に用いられる木で、肌目が綿密で、やや重硬ながら加工性は比較的良い。
「ケヤキ」
主に和・洋家具、床材に用いられる木で重硬で加工性はやや悪いが、強靭で狂いが少ない。
「桜」
主に家具に用いられる木で、やや重硬で反りや曲がりが少なく加工性が良い。
「板屋楓」(いたやかえで)
主に家具に用いられる木で、色は桃灰色?淡い桃褐色で、絹糸光沢を持っている。割れにくい。
「槐」(えんじゅ)
主に美術工芸品、床柱に用いられる木で、昔から日本では 災難よけの木として屋敷の北角に植えてある。 ※角材の左2列がブナ、右1列は桜
02.角材から丸材へ
角材を丸材に加工する作業です。
03.玉の加工
丸材を玉の形に粗削りする作業です。
04.皿の加工
丸材を皿の形に粗削りする作業です。
その後、皿のくぼみを粗削りします。
05.剣の加工
丸材を剣の形に粗削りする作業です。
06.玉の塗装
玉の塗装作業です。これは乾燥中の玉です。
07.玉の穴の加工
玉に剣を入れるためのラッパ状の穴をあける作業です。
08.組み立て・検査
剣と皿を組み立て、玉を糸で結びます。
品質の検査を行ないます。